「安倍さん、辞めましたねぇ」
新聞を読んでいる小城に高崎が声をかける。
「ちょっとビックリなタイミングだったけどな」
「確かに。次は誰になるんでしょうね」
「麻生かと思ったら、福田みたいだぜ」
「へぇ~・・・、今度は出るんですね。勝ち馬になれそうだからでしょうか」
「だろうな。負け戦には出ないタイプなんじゃねーの」
小城はそう言うと新聞をバサっと畳んだ。
「----大丈夫ですか?」
「ん?」
高崎が轢き立ての珈琲を入れて、小城の前に置いた。
「上條さん、慌しくなるんじゃないですか?だから」
それに小城も振り回されるのではないかと、高崎は眉を寄せた。
「大丈夫だよ」
小城はふっと笑みを刻んで、珈琲に口をつけた。
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サイトが中々更新出来ないので、日記でちょこっと遊んでみました。
しばらくはこんな感じでやってみようかな。
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