家事分担ははっきりしている。
料理は小城。掃除洗濯は高崎。が、この日は珍しく高崎がキッチンに立ち、カレーを作った。
理由は簡単。小城が忙しそうで、自分がオフだったから。
カレーなんて誰でも出来るだろうと思っていた。
玉ねぎを刻んで炒めて、野菜を入れてお水を入れてローリエにコンソメ少々。お水を入れて沸騰したら灰汁を取ってカレー粉を入れて、さらに煮込む。
完璧だと思っていた。
香りもいい感じだ。
卵をプレーンオムレツにして(少々形は崩れたが)、白いご飯の上にそれを乗せてカレーをかけた。
サラダはレタスやトマト、きゅうりにイタリアンドレッシングとあっさりめ。
テーブルに並んだ姿は完璧だったのに。
「辛・・・っ」
食べた瞬間、小城の一言。
「え?」
そんなはずはないと一口食べた高崎も一瞬黙ってしまった。
辛い。
「・・・なんで?」
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本日の母のカレーは辛かったのT_T
胃がヒリヒリしましたぁT_T
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