荒崎 一海サン著の時代小説です。
一応全7巻かな。
ある事情で、新妻とともに国許を出た主人公は
数人の侍に襲われていた大店の主人宗右衛門を助けた事から
”闇”と言われる組織に関わっていくことになるのですが。
出だしは面白かったんですけどねぇ。
読み始めはハマったんですけどねぇ。
段々パターン化されていく展開に少々飽き、
そして主要人物の死によって気持ちが8割冷めました。
主人公も、同心も失敗ばっかりなんですもん。
痛快感があるものが好きなので、こうフラストレーションが溜まると嫌になる。
抜き抜かれつならまだしも、抜かれる場面が多い。
そして最後にまた・・・って感じで、
ストイックっていうよりも、主人公の生真面目な性格がお話自体も窮屈なものにしてしまった気がしました。
お勧め度は★★★☆☆
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