忍者ブログ
日々の事、見た映画、読んだ本、漫画の感想も。
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[03/06 NON]
[01/14 NON]
[11/24 みか]
[10/30 NON]
[09/28 響佑]
最新記事
(01/26)
(01/08)
(01/06)
(01/03)
(12/31)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(01/26)
(01/08)
(01/06)
(01/03)
(12/31)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


 母の日、花を送った。
 土日は家にあの人がいるかもしれないから、1日遅れの月曜に届くように。
 小さな鉢植えのカーネーション。
 何度も、やっぱり辞めます、と言いそうになって、花屋のお姉さんの笑顔に言い切れず、住所を最後まで書いた。
 少し手が震えた。
 送り主の欄は、同上とした。
 自分の名前は書けなかった。
 でも、母が気づいてくれたら嬉しいと思う。
「じゃあ大切にお届けします」
「お願いします」
 少し唇を噛んで、頷いた。
 そして、花でも贈ったらと言ってくれたその人を振り返る。
「お待たせ。ありがと、ついてきてくれて」
 少し照れてしまったけれど、優しく笑ってくれた。
 こういう時、抱きしめたくなる。
 抱きしめて欲しくなる。
 でも、男同士でそれは出来ない、手さえも繋げないから。
「早く帰ろう」
 今すぐにでも欲しいから。
 気持ちは伝わったらしい、いつものちょっと、やらしい目になった。
「今日は色んなことリクエストしようかなぁ~」
「っばか」
 本当に。
 ああ、早く帰ろう俺たちの部屋に。

PR
GWはいかがお過ごしですか?

私は彦根に日帰りで行きました。

普段GWは仕事で、出かけることが無いので
今回初めてGWの人出を実感。

うーん、なかなか大変ですね>_<

ひこにゃん見て来ましたが...微妙なクォリティーの踊り?を披露してました(笑)

ずっと置きっぱなしになっていたサイトですが

時々メールを頂いたりします。

誰かが、お金を払ってDLしてくださったりします。



本当に、ありがとうございます。

なんか、本当に嬉しかったりします。


お返事は全然出来てなくて、本当に申し訳ないです。

なんとなくですが、また始めたい気持ちはあって、

桐乃華を読みかえして、

今、冬の空の下で、を加筆修正しようかなって思ってます。


仕事の合間なので中々進まないんですけど、

のんびり始めたい気持ちなのです。


また誰かに読んでいただけるお話を書けたらいいなぁ...なんて。


プロットだけが出来ていて、書く時間がなかなか取れないけれど、


サイトがあることで、どこかの誰かとつながっていられたらステキです。

その中で、新しいお話を書けたらもっとステキだぞって自分に言ってます。



日記を読んでくださっている方、本当にありがとうございます。

ありがとうございます。
ワタシ美容院ジプシー中だったのですが、

先月初めて行ったところが良い感じだったので

落ち着こうかなぁ~

担当さんもカッコよかったし♪


と、思っていたら、昨日ハガキが届きました、手書きで。

.....うーん、あのお顔からは想像出来ない字←あんまり綺麗じゃないというか全然綺麗じゃない字

だったんですけど、本人なのかなぁ。


ああいうのって、スタッフの若い子が書くのかなぁ。。。


うーん、顔と物腰に対してギャップが。




 午前の講義がやっと終わって、剛は"んー"っと伸びをして立ち上がった。
 朝が物足りなかったから、お腹が猛烈にすいていた。
 昼はがっつり食べよう。じゃないと、バイトが持たない。
 -----今日の日替わりは何だろう。
 ボリューム満点なものだったらいいけど。
 剛は階段を降りながらポケットにしまっていた携帯を、なんとはなしに取り出した。
 ----お?
 メールが来ている。
 確認して、剛の顔に笑みが広がっていく。それも、とびきり甘い。
「剛、お前何にやけてんだよ、彼女からかぁ?」
 数歩前を歩いていた友人が振り返って、思わず冷やかす程。
 剛は無視してもう一度読み返してから、覗きこもうとする友人の目から隠す様に携帯を仕舞う。
「なんだよ、見せろよ」
 笑ってからかう友人を軽く睨む。
 でもその顔さえ笑っているのが自分でもわかった。
 由岐人は、最近朝起きて来ない日がある。ぐっすり寝ていて、剛が少し動いたくらいじゃあ気付かない程に安心して、深い眠りに落ちている。
 今朝もそうだった。
 そんな日は味噌汁を作って、手早く出汁巻き卵のようなオムレツのようなものを作って、一人で朝を食べる。ただ、味噌汁だけは二人前、由岐人の分も作っておく。
 それでも由岐人は起きてこない。
 前なら気配で起きた。
 前なら起きなきゃという気持ちが勝っていた。
 前はもっと、気を張っていた。
 それが最近では、ずっと自然で、当たり前のように寝坊したりする。
 腕の中で、深く安心しているように寝ている。
 それが、自分にとってどれだけ嬉しいか。
 そして、最近は由岐人が、いつのまにかご飯のお供になる、フレークやふりかけ、食べるラー油を買っておいていたりする。
 何も言わないで。
 そんな由岐人を、どれだけ愛おしいと思っているか----------

 ------ああ、なんか今すぐ帰って顔が見たくなっちまう。


"味噌汁、67点。

 カレー、作っておいたから。"

Copyright: No Name Ninja。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog
Material By mococo
Template by カキゴオリ☆


*忍者ブログ*[PR]
*