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DLのお話、ご購入くださった方ありがとうございました。
 
初のプラチナのお話でした。どうでしたでしょうか??
感想をとってもとってもお待ちしております。
 
小さな山や小さな谷を越えつつ、ラブラブな4人をお届けできたでしょうか…(ドキドキ)
 
 
 
 
 
 
ところで、私は大阪府民なので、今度の府知事戦はとっても気になるところ。
 
ノック、大田房江と…ぶっちゃけ失敗続き。
で今度は橋本弁護士なんて>_<
 
それはないさ。
 
もっとほんとちゃんと出来る人をさ、立候補させて欲しい。
 
大阪市長戦では色んな人が立ったのに、
府知事のほうが寂しい感じでは、本末転倒・切ないさ・・・
 
 
 
 
明日は剛の1日続きです。
 
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・・・・・
 
 
 
 
 
 
 電車に揺られて乗り換えて、剛は1限目開始ギリギリに滑り込んだ。
 室内を見ても、眠そうなけだるそうな空気が漂っている。その室内を見渡していると、前で友人--高遠--が軽く手を上げた。剛はそれに目で合図を送って、欠伸ひとつした後前を向き直った。
 
 
 「剛」
 講義が終わった途端高遠がやってきた。
 高遠は大学に入ってから知り合ったヤツで、剛の1コ上だと言っていた。柔和な見た目と、短く切った髪がいい具合にアンバランスで、誰だったか女の子が”成宮っぽい!”と言っていた。
「よ。次、キタ館だろう?」
 移動しようぜ、と立ち上がった剛に高遠は大きな口をニっと上げて、
「次休講だぜ。掲示板見てこなかったのかよ」
「マジ?ん~だよ、そうなのかよ。俺今朝は滑り込んだからなぁ」
「下のカフェでお茶しようぜ。で、神谷サンのノート見せて」
 神谷とは、本日3限目に講義のある先生の名前。
「はぁ?----じゃあカフェオレ奢りな」
 そういえば、前の時高遠は休んでいたかもしれない。
「~~~わかった、手を打とう」
 背に腹は変えられない高遠はそう言うと、剛をせかすように歩き出した。
 ふと外に目をやれば、11月に入って寒くなってきた所為か、外で座っておしゃべりをしたりお茶を飲んだりしている生徒の姿は見なくなっている。
 長かった残暑も、短かった秋も終わりという事か。
 カフェもぼちぼちの混み具合だ。その中で高遠は器用に窓際の席を見つけ、いち早く座った。
「あ、俺はホットミルクティーで」
 と、高遠は財布を差し出した。どうやら剛に買いに行け、ということらしい。
「お前な…」
 呆れる剛からノートを奪って、さっさと開け出す。剛は、しょうがないと嫌味ったらしくため息を吐いてから、歩き出した。一瞬、アイスミルクティーにしてやろうかとも思ったが、高遠のことだ。交換しろと言い出しかねないなと、剛は言われた通りに買い物をして、席に戻る。
 ----と。
「おはよう!」
 
 
 
-----お・・・いい匂い!!
 ジュっとフライパンの音がして、たちまち良い香りが立ち込めてきた。
 剛はデニムパンツにTシャツに手早く着替えた。腕に革製のアクセを巻いて、時計をつける。そして、冷蔵庫からまだ冷やしている冷たいお茶をグラスに注いで椅子に座った。
「うわ、まじ美味そう!!」
 覗きこむと、大き目の少し深さのある皿にご飯が盛られていて、その上に豆腐や卵、レタスに蟹身が入ったスープがかけられていく。
 最後に葱を散らして、
「はい、お待たせ」
 由岐人は剛に出来た手のスープご飯を渡した。
「さんきゅー。いただきます!!」
 パンっと手を合わして剛はスプーンでご飯をすくう。
 中華風に味付けされたそれはスープも手伝ってか、胃に入りやすい。
「まじ美味い」
「・・・良かった」
 ぼやんとした反応ながらも返って来た声に、どうやら少し起きてきたらしいと剛はわかった。
「レタスのシャキシャキ感がまたいいな」
「・・・うん」
 由岐人もお茶を持って剛の隣に座る。
「昨日、むぐ----遅かったのか?」
 自慢じゃないが、剛は由岐人が帰って来たのを知らないのだ、熟睡中で。
「んんー・・・、いつも通り」
「結構飲んだ?」
 言いながら皿を持ち上げた。
「ちょっとだけ」
「そっか」
「ん」
 由岐人を見ればまだ目がとろんとしている。
 こういう時は、通常の状態と違ってほんわりしていて本当にかわいいと思う。
 剛は大きな口でまたたくまに朝食を食べ終えた。
「美味かった!ご馳走様」
「どーいたしまして」
「悪いな」
 剛は言うと、流しに皿を置いた。洗い物をすませていく時間が無い。
「いいよ。どーせ後で、僕も、作るし」
 -----ああ、ちょっと限界かな?
 由岐人の頭が少し揺れている。いつもよりだいぶ眠そうだけど、本当に昨日いつも通りだったのだろうか。
 剛はだいぶ疑問に思いながらも問い詰める事はなく、先日買ったばかりのスタンドZIPUPを羽織って鞄を肩にかけた。
 剛が玄関に向うと由岐人も見送りのためについてくる。たぶんこのまま寝室に戻るのだろう。
「じゃあ行って来る」
「いってらっしゃい」
 -----ま、大丈夫かな。今日はだいぶ眠そうだし。
 剛はそう思うと、不意に顔を近づけてチュっと由岐人の唇にキスをした。
 由岐人は一瞬出来事を理解して無いのか、顔がほわんとしたままである。通常ならこうはいかないが。
「じゃあ」
 剛は朝から味わった由岐人の唇に顔をにんまり緩ませて飛び出した。
 一瞬シラフに戻って鉄拳が飛んでくる前に。
 取り残された由岐人が顔を赤白にさせて、剛の出て行ったドアをバンっと蹴ってからベッドにダイブした事はしらない。
 
 
その日の剛は、朝からかなり慌しい日だった。とりあえず講義が朝1から入っているのだ。こういう日、剛は由岐人を起こさないようにそっと起きるのに気を使う。
 なぜならこの可愛い恋人(剛談)は、気配にとっても敏感で剛がベッドから抜け出したら直ぐに気づいてしまうのだ。
 ベッドがギシっと鳴らぬよう、布団が動いてしまわないようにそっとそっと抜け出す。
 床に足をつけて振り返ると、おもむろに振り返る。
 -----よしよし。
 剛は由岐人の瞼が開いてない事を確認して、抜き足差し足でそっと寝室から抜け出した。
 そしてすり足駆け足で洗面所に入って、顔をザバザバ洗う。暦は秋とはいえ、まだ水で十分な剛は水で目を醒まし、そのまま髪をセットして歯を磨いて洗面所を飛び出す。
「あ・・・、なんだよ。またお起こしちゃったのか」
 すり足駆け足でリビングダイニングへ向えば、由岐人が起きてなにやら作っている。
 そこで今回も由岐人を起こさずに出かける、という事が失敗してしまったことを知る剛なのだが、大体にして目覚まし代わりにセットしている携帯の振動で起きてしまっている、という事には気づいていないらしい。
「何作ってんの?」
 デニムパンツに履き替えながら問いかけてみても、由岐人から返事が無い。どうやらまだ思考は起きていないらしい。
 が、これで”もういいから寝て来いよ”なんて言おうものならえらい事になるのは学習済み。
 ”人が折角起きて作ってるのに何!?”と睨まれ怒られ、不貞腐れられる。だから剛は由岐人のしたいようにさせることにしていた。
 

ここのところ、このシリーズにハマってずっと読んでました。
 
いや、
 
面白い。
 
人々が生き生きとして。
けれど、そこには死があり老いがある、なんともいえないもの寂しさや情緒も感じた。
 
胸をすくような清々しさもあるし、人情もあるし、
やるせなさもある。
 
いや、流石に面白かった。

・・・・・・・・・・・・・・

ところで。
明日から日記にてミニSS”剛の1日”連載します。チマっとしたものですがお楽しみいただければ幸いです。

 
 

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